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元はイ草農家で夫婦でお菓子の復活に向けて始動。
歴史好きだった夫(明)が、2004年の県民文化祭の千人茶会で一時的に復活した薏苡仁糖のことを知り、興味を持つ。

本格的な復活を目指し、13年ごろからハトムギ栽培を始め、その後、古文書などを参考にレシピを再現。試作を重ねて、6年がかりで復活。手掛けるハトムギのおこし「薏苡仁糖[よくいにんとう]」が、2021年度の優良ふるさと食品中央コンクール(一般財団法人食品産業センター主催)の国産農林産品利用部門で、準グランプリの農林水産省大臣官房長賞を受賞。夫と二人三脚で19年に復活させた伝統の銘菓。「夫の遺志を受け継ぎ、歴史ある銘菓をこの先もずっと残していきたい」と力を込める。