「ヨクイニン」をご存知ですか?
「薏苡仁(ヨクイニン)」は、戦国大名・加藤清正公が熊本の地にもたらしたもの。それを「利休七哲」の一人であり、医学の見識も持ち合わせていた細川忠興公が、「薏苡仁糖」を作り上げました。
幻の銘菓
長年にわたり親しまれてきた「薏苡仁糖」ですが、約半世紀の間、幻の菓子となっていました。
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(写真左)かつて販売されていた時の化粧箱
(写真右)皇太子(昭和天皇)が御買上されたことを賞する奨励状
400年の時を経て
イ草農家だった“柳口明・弘美”夫妻がお菓子の復活に向けて動き出し、ハトムギを栽培しながら歴史書を紐解き、協力者を求めて日々奔走しました。
「薏苡仁糖」復活
約6年の歳月をかけ、多くの方々の協力を得て見事復活を果たす。
2021年度の優良ふるさと食品中央コンクール(一般財団法人食品産業センター主催)の国産農林産品利用部門で<準グランプリ>の農林水産省大臣官房長賞を受賞。
夫と二人三脚で復活させた伝統の銘菓「薏苡仁糖」。